その昔、一年を二十四節気。
さらに3つに分けた七十二候として移りゆく季節を表しました。
年中行事は、その変化に富んだ四季の中で育まれ、培われた日本の文化です。
目次
年中行事
年中行事:十二月(師走・しわす)
大晦日・除夜
1年の最後の日、今年の終わりと共に来年に続く夜でもある12月31日の大晦日の夜を「除夜」といいます。
「除夜」に夜通し起きている慣わしは人々が年神さまを迎え、1年の終わりが1年の始まりに通じることを、目覚めたままで確認しようとする尊い気持ちがこの風習を生み、今日でも続いています。
12月(師走)に入ってからは大晦日に至るまでに年末の「すす払い」や「餅つき」など大小様々な行事があり、お正月準備に忙しくなります。その一つ一つにも私たちが祖先から受け継いだ節目節目を大切にする、「感謝」と「祈り」の心が映し出されています。