晩春*穀雨(二十四節気と七十二侯)

  • 2019年4月19日
  • 2019年8月20日
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穀雨(こくう)の時期はいつ?

だいたい4月20日頃が穀雨にあたります。

穀雨とは?

穀雨とは、地上にあるたくさんの穀物に、たっぷりと水分と栄養がため込まれ、元気に育つように、恵の雨がしっとりと降り注いでいる頃のことを言います。菜種梅雨などと呼ばれることもあります。

七十二侯

二十四節気(にじゅうしせっき)は半月毎の季節の変化を示していますが、これをさらに約5日おきに分けて、気象の動きや動植物の変化を知らせるのが七十二候(しちじゅうにこう)です。二十四節気と同じく古代中国で作られました。二十四節気が古代のものがそのまま使われているのに対し、七十二候は何度も変更されてきました。

第十五侯:葭始生(あしはじめてしょうず)

時期:4月20日〜24日頃
植物が緑一色に輝き、水辺の葭が芽吹き始める頃。葭は夏に背を伸ばし、秋に黄金色の穂をなびかせます。葭は古来すだれや屋根・紙・楽器などに用いられ人々の生活に必須の植物でした。

第十六侯:霜止出苗(しもやみてなえいずる)

時期:4月25日〜29日頃
霜が降りなくなり、苗代で稲の苗が生長する頃。霜は作物の大敵とされています。

第十七侯:牡丹華(ぼたんはなさく)

時期:4月30日〜5月4日頃
牡丹が大きな花を咲かせる頃。豪華で艶やかな牡丹は「百花の王」と呼ばれています。中国では牡丹は国を代表する花で、王者の象徴として数々の逸話・伝説などに登場します。

おすすめの穀雨の過ごし方と行事

八十八夜

八十八夜は、立春から数えて八十八日目の5月2日頃(2019年は5月2日)。春から夏に移る節目の日で、この日から夏の準備を始めます。「夏も近づく八十八夜~」という歌もあるように、暖かくなってきます。「八十八」という字を組み合わせると「米」という字になることから、農業に従事する人にとっては五穀豊穣を願う特別重要な日とされてきました。今でも、農耕開始の到来を祝って神事が行われるところがあります。

この時期の花

日本人は古くから季節の移り変わりを愛でました。日々の暮らしの中に花を取り入れて、季節の移り変わりを感じてみませんか。ここではこの時期の花をご紹介します。

牡丹
牡丹の花言葉は「富貴」「壮麗」「恥じらい」「誠実」。「 百花の王」とも呼ばれています。「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と、女性の美しさを形容することわざにも使われ、日本では牡丹を女性的な花として使われることが多いです。
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