近所の神社に茅の輪が設置されていました。
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茅の輪とは?
茅の輪は、正月から6月までの半年間の罪穢を祓う夏越しの大祓(6月30日午後6時執行)に使用され、それをくぐることにより、疫病や罪穢が祓われるといわれています。
茅の輪のくぐり方は、茅の輪を「蘇民将来(そみんしょうらい)」と唱えつつ三回くぐり罪穢を清めます。
・茅の輪の正面で一礼し、輪をくぐり超えて左へ廻る。
・再び正面に至り、輪をくぐり超えて右へ廻る。
・更に正面に立ち輪をくぐり越えて左に廻る。正面から本殿に向かう。
茅の輪の起源については、蘇民将来のお話からきています。
蘇民将来とは?
蘇民将来(人の名前です)は一人の旅人をお助けしました。旅人は蘇民将来の手厚いもたなしに心をうたれ「蘇民将来の子孫であれば疫病から必ず守ってやろう」と。
茅を束ねて作った茅の輪を手渡しました。この旅人こそ神社の御祭神「スサノヲノミコト」だったのです。
茅の輪が夏越しの大祓時期意外に設置されるのは、コレラが流行した明治10年以降初めてで143年ぶりとのことで、新型コロナウイルスによる感染拡大の猛威を受け、神社が急遽設えた茅の輪でした。