アロマが心と体に良いワケ!
アロマの良さとは何だろうと考えた時、
私が一番に思いつくのは「自然治癒力の向上」です。
自然治癒力を簡単に言えば「本来人間が持っている不調の部分を治そうとする備わった力のこと」。健康なときには正常に働いてくれますが、「ストレス」などを受けている場合には、本来の力が落ち正常に働いてくれなくなります。
そんな時、アロマはとても役立ちます!
アロマ(エッセンシャルオイル・精油)に含まれる芳香成分は、心と体に良く、リラックスさせてくれたり、身体機能の回復をサポートしてくれたり、アロマを活用することによって自然治癒力を高めることができるんです。
では、芳香成分がどうやって私たちの心と体に働きかけているかというと、心と体に働きかけるルートは2つあります。それは、鼻を通る経路と皮膚からの経路です。
ここでは、それぞれの経路ごとになぜアロマ(エッセンシャルオイル)が心と身体に良いのかをご紹介します。
”鼻を通る経路”嗅覚を通して脳に作用【香りは0.1秒で脳を変える】
「なにかの香りを嗅いだとき、それが何かを認識する前に、その香りが好きか嫌いかを感じたり、過去の記憶が呼び覚まされたりした経験はありませんか?」
これは、五感の中で嗅覚は唯一”脳”に直結し、香りを嗅ぐと瞬時に本能や感情、記憶を司る脳の大脳辺緑系に直接働きかけるからです。
この大脳辺緑系は「感情の製造工場」みたいなところで、嗅覚で直接働きかけることによって感情を整えたり、好きな香りから今の自分の心の状態が導きだせたりするのです。
さらに、大脳辺緑系に伝わった香りは、自律神経やホルモン分泌を調整する視床下部にも働きかけます。つまり香りを嗅げば、心や体も健やかな状態を保つことができます。香りが脳に伝わる速度は0.1秒と言われていて、瞬時に脳に働きかけることができるのです。(痛みが脳に伝わる速度は0.9秒と言われています)
また、鼻から体内に取り入れられた芳香成分は肺にも送られ、毛細血管に吸収されて血液とともに全身に巡り、最終的には内臓や各器官に運ばれそれぞれの機能を調整します。
(大脳辺縁系とは)
大脳辺縁系は、感情の起伏・性欲・記憶などのほか、視床下部・骨端・下垂体・自律神経系の働きもコントロールしています。視床下部は「管理センター」であり、複数の自律神経を調整する脳内の中枢です。骨端はメッセンジャーとホルモンの連携を管理し、下垂体は各腺の分泌液生成を調整します。自律神経系は、呼吸・睡眠・循環・排泄なで体の機能を司っています。
”皮膚からの経路”血液循環を通して体に作用
植物油などで希釈したエッセンシャルオイル(精油)をトリートメントなどによって皮膚に塗ると、皮膚の表面から毛細血管へ到達し、全身の血液循環に乗ります。 血液を通して、成分が臓器や筋肉などの各器官へと伝わり、体の各症状に効果を現します。
※エッセンシャルオイルは、勉強中のため新しい知識が入りしだい随時追記していきます。(参考文献をみる)
当サイトで紹介しているエッセンシャルオイル(精油)の特徴、効果、仕様、アロマセラピーの実践などによって生じたトラブルに対する責任を負いかねます。ご理解の程、何卒よろしくお願いいたします。