季節のアロマ【ベティバー】11月は、大地を感じて自分を見つめる

寒さが増す秋から冬にかけては、ゆっくりと自分を見つめ、自分の心の内側へと意識を向けるのに最適な時期です。

それは、自然界においては夏の陽盛の“陽のエネルギー”が減少し、冬に向けて“陰のエネルギー”が少しずつ増加していくタイミングだから。
陰のエネルギーが徐々に強くなっていくこの時期は、植物たちが秋から冬にかけて実り・変容し、春に向けて新たな命の準備をするように、私たちも内省や計画をするのに適している時期と言われています。
この時期、季節の流れに沿って自分の心の内側へと意識を向け、心を豊かに、穏やかにもっていくように意識してみませんか。
今回は、その目的にぴったりな『ベティバー』をご紹介します。

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大地の恵を感じながら心を整える

ベティバーは、大地の恵をたくさん吸収し、しっかりと根をはる力強さのある“根っこ”から抽出されたもの“どこか土のようなスモーキーなこの香りは。自然界の精霊「Deva」の香り”とも言われています。

心がふわふわとした状態の時や疲れ切っている時、心と体をつなげ、しっかりと根が大地に根づくように、地に足をつけるサポートをしてくれます。
また、安心感も与え、自分の深い想いを現実にするサポートも。深い意識の中で自分を見つめられるので、瞑想にも良く使われている香りです。

忙しい毎日の中、自分を見つめる時間がない時は、この香りを上手く活用して、深い深呼吸をしてみてください。ベティバーは心と体に滋養を与えてくれるので、心に落ち着きを取り戻した後、体の内側から活性してくるのを感じられるはずです。

緊張した時は大地の香りで心を穏やかに

“静寂の精油”、または“安静の精油”とも呼ばれ、優れた鎮静効果を持つことで知られるベティバー。
神経をリラックスさせ、ストレスで神経が高ぶっていたり、情緒が不安定だったりする時に、心を落ち着かせてくれます。
また、人前に立ってプレゼンする時などの緊張する場面や、興奮して眠れない時に、頭の熱を冷まして心を穏やかにしてくれます。

芳香浴で楽しむのも良いですが、精油を1滴みぞおちにクルクル円を描くように左周りで塗ると、心がとても落ち着いてくるのでおすすめです。

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回復のオイルで体に活力を与える

ベティバーは、“回復のオイル”とも言われていて、疲れ切っている時の疲労回復によく、体を滋養を与え活性させてくれます。
また血流を良くし、筋肉痛や関節の痛みなどの症状を和らげたり、神経がナーバスになっている時に、神経系のバランス調整をしたり、さまざまな用途で役立つ香りです。

体のケアをする時は、植物オイルなどにベティバーの精油を1〜2%濃度で希釈し、トリートメントをしてみてください。

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今回は、「ベティバー」をご紹介しました。
この香りは、シャネル“No.5”など、有名な香水のベースノートとしても知られています。ベティバーの精油は、時間の経過するごとにどんどん香りが良くなっていくという珍しい性質を持った精油です。買ってみて苦手だったという場合は、しばらく寝かせて熟成させてみるのがおすすめ。熟成した素敵な香りに変わっているかも?!

その他のベティバーの情報は、こちらをご覧ください。

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