私の大好きなエッセンシャルオイル(精油)のご紹介です。
今回は『チャンパカ』です。
それでは、どんなエッセンシャルオイル(精油)かみていきましょう!
チャンパカのストーリー・植物の特徴
チャンパカの花は、インドでヒンドゥー教で富と繁栄を司るとされる女神クシュミーの化身とされており「聖なる木」として大切にされ、バリ島では神々にささげる神聖なものとされています。また、インドや中国では、根を吹き出物の治療に、樹皮を解熱剤として、花を腎臓病や目の炎症治療に使うなど、万能薬として活用され、インドネシアでは娘が産まれると「色は華やかで香りのしないハイビスカスよりも、目立たなくてもうっとりとした香りを放つチャンパカの花のように育ってほしい。」と願いを込めるほど魅力溢れる花として大切にされています。
あまり馴染みのないエッセンシャルオイル(精油)ですが、花から溶剤抽出法にて抽出された精油には、甘くて濃厚なエキゾチックな香りがし、現在では香水の香料としてなど、主にフレグランスとして利用されています。和名は「金香木(きんこうぼく)」と言われています。チャンパカの香りはアジアンな印象の甘く濃厚なフローラル調ですが、どことなく深みがあり精油・香水というよりは“お香”のイメージに近いと表現されることもあります。インドではその蠱惑的な香りから天然の媚薬とも言われ、かつて“世界一高価な香水”という宣伝文句で売り出されたJean Patouの『Joy』にもジャスミン・ローズ・イランイラン・チュベローズと共に用いられています。香りを楽しむために用いるのが主ですが、最近ではメンタル面のサポートにも使用されています。
チャンパカの効果・効能
体への作用
偏頭痛や慢性頭痛で頭が痛くて辛い時に香りを嗅ぐと痛みを和らげてくれます。
また女性ホルモン(エストロゲン)作用を持つネロリドールを含などを含むことから、通経作用など女性ホルモンのバランスを整える働きがあ、リナロールなどによる精神的なサポートと合わせて更年期障害や月経前症候群(PMS)などの精神的不調の軽減にも効果が期待できるので女性の強い味方のエッセンシャルオイル(精油)です。
肌への作用
ホルモンのバランスを整え、シミや肌荒れの改善に有効です。
心への作用
甘い香りが心をリラックスさせます。気持ちを温める作用があるので落ち着けたい時におすすめです。また、この香りは安心感を与える香りと言われており、この香りを嗅げば思い悩んでいるときにリラックスできたり、自身や他人に対する厳しさが和らいだり、愛情や生きる喜びを求める気持ちが生まれます。
【まとめ】注目すべきチャンパカの効果・効能
・女性ホルモンを整える
・愛情や生きる喜びを与える
・気持ちを落ち着けリラックスできる
鬱血除去作用・強壮刺激作用・興奮作用・抗感染作用、免疫調整作用、鎮静作用、血圧降下作用、抗不安症作用・皮膚刺激作用、抗ウィルス作用、血管拡張作用、免疫強壮作用
おすすめの使い方
リッラクスしたい時におすすめ
アジアのリゾートを思わせるような香りは気持ちを開放・高揚させることにも役立つというチャンパカは、安心感も与え心をリラックスさせてくれるので、芳香浴がおすすめです。
information
学術名 | Michelia champaca |
科名 | モクレン科 |
抽出部位 | 花 |
抽出方法 | 溶剤抽出法 |
Note(ノート) | トップ〜ミドル |
性質(四気/湿度) | |
陰陽五行 | 陰/火 |
注意事項
✔️妊娠中の使用は避けてください。
※エッセンシャルオイルは、勉強中のため新しい知識が入りしだい随時追記していきます。(参考文献をみる)
当サイトで紹介しているエッセンシャルオイル(精油)の特徴、効果、仕様、アロマセラピーの実践などによって生じたトラブルに対する責任を負いかねます。ご理解の程、何卒よろしくお願いいたします。