私の大好きなエッセンシャルオイル(精油)のご紹介です。
今回は『チャンパカ』です。
それでは、チャンパカがどんな香りかみていきましょう!
チャンパカのストーリー・植物の特徴
チャンパカの花は、フィリピンやインドネシア原産の木に咲く花。標高200〜1600mくらいの土地に育ち、樹高は50mくらいの高さまで成長します。
インドでヒンドゥー教で富と繁栄を司るとされる女神クシュミーの化身とされており「聖なる木」として大切にされ、バリ島では神々にささげる神聖なものとされてきました。和名は「金香木(きんこうぼく)」。
インドや中国では、根を吹き出物の治療に、樹皮を解熱剤として、花を腎臓病や目の炎症治療に使うなど、万能薬として活用され、インドネシアでは女の子が産まれると「色は華やかで香りのしないハイビスカスよりも、目立たなくてもうっとりとした香りを放つチャンパカの花のように育ってほしい。」と願いを込められるほど魅力溢れる花として大切にされています。
あまり馴染みのないチャンパカのエッセンシャルオイル(精油)ですが、花から溶剤抽出法にて抽出されたエッセンシャルオイル(精油)には、甘くて濃厚なエキゾチックな香りがし、現在では香水の香料としてなど、主にフレグランスとして利用されています。インドではその魅惑的な香りから天然の媚薬とも言われ、かつて“世界一高価な香水”という宣伝文句で売り出されたJean Patouの『Joy』にもこの香りが用いられています。香りを楽しむために用いるのが主ですが、最近ではメンタル面のサポートにも使用されています。
チャンパカのエッセンシャルオイル(精油)は、ジャスミンやローズのように希少で高価なものとなっています。
チャンパカの効果・効能
体への作用
偏頭痛や慢性頭痛で頭が痛くて辛い時に香りを嗅ぐと痛みを和らげてくれます。また、免疫調整作用や抗菌・抗ウイルス作用があるとされているので、風邪やインフルエンザ予防にもおすすめです。
また、女性ホルモン(エストロゲン)作用を持つネロリドールを含などを含むことから、通経作用など女性ホルモンのバランスを整える働きがあ、リナロールなどによる精神的なサポートと合わせて更年期障害や月経前症候群(PMS)などの精神的不調の軽減にも効果が期待できるので、女性の強い味方のエッセンシャルオイル(精油)です。
肌への作用
ホルモンのバランスを整え、シミや肌荒れの改善に有効です。
心への作用
チャンパカの甘い香りは心をとてもリラックスさせます。
この香りは、安心感を与える香りと言われており、心を温め不安な気持ちを緩和させ、安心感をもたらしてくれるので、心を落ち着けたい時におすすめです。催淫作用があり媚薬としても知られている香りです。
【まとめ】注目すべきチャンパカの効果・効能
・女性ホルモンを整える
・愛情や生きる喜びを与える
・気持ちを落ち着けリラックスできる
鬱血除去作用・強壮刺激作用・興奮作用・抗感染作用、免疫調整作用、鎮静作用、血圧降下作用、抗不安症作用・皮膚刺激作用、抗ウィルス作用、血管拡張作用、免疫強壮作用
おすすめの使い方
リッラクスしたい時におすすめ
アジアのリゾートを思わせるような香りは気持ちを開放・高揚させることにも役立つというチャンパカは、安心感も与え心をリラックスさせてくれるので、芳香浴がおすすめです。
おすすめのブレンド
information
学術名 | Michelia champaca |
科名 | モクレン科 |
抽出部位 | 花 |
抽出方法 | 溶剤抽出法 |
Note(ノート) | トップ〜ミドル |
注意事項
✔️妊娠中の使用は避けてください。
※エッセンシャルオイルは、勉強中のため新しい知識が入りしだい随時追記していきます。(参考文献をみる)
アロマセラピーは医療ではありません。また、エッセンシャルオイル(精油)は医薬品ではありません。心身の健康に良い影響をもたらしますが、あくまでも補助的な手段だとお考えください。エッセンシャルオイル(精油)やアロマ関連の製品を使用の際は、取扱説明書や注意事項をよく読み、正しくお使いください。妊娠中の方をはじめ、持病がある方、高齢者の方は使用できないエッセンシャルオイル(精油)があります。また、健康状態に気になることがある方や、医療機関で治療中の方は、必ず医師や専門家に相談の上、安全にお使いください。
当サイトで紹介しているエッセンシャルオイル(精油)の特徴、効果、仕様、アロマセラピーの実践などによって生じたトラブルに対する責任を負いかねます。ご理解の程、何卒よろしくお願いいたします。