私の大好きなエッセンシャルオイルのご紹介です。
今回は『パチュリ』です。
それでは、どんなエッセンシャルオイルかみていきましょう!
パチュリーのストーリー・植物の特徴
キーワード現実とつながる・豊かにする
パチュリはシソ科植物で、外見がペパーミントに似ていることから“Mentha cabin”と言われることもあります。
パチュリは低木層の多年草のハーブです。草丈は1mあり堅牢な茎と柔らかい毛に覆われた葉をつけます。枝の先に花穂がつき、紫色を帯びた白い花を咲かせます。中国・インドなどで医療に使用されてきた植物です。インドでは19世紀位に衣服の香り付けに使用されていました。乾燥させたパチュリの葉を衣服に挟むことで、防虫剤にもなりました。
この香りは、ワインのように葉をまず乾燥・発酵させてから蒸留するので、古ければ古くなるほど良い香りになるという特徴も持っています。香水産業でも重要視されている芳香物質に属し、フェロモン様の特徴があり、香りの中でもっとも官能的であるとされています。
パチュリの効果・効能
体への作用
土を連想させる温かく甘い香りは、疲れやすさ・軟便・膨満感の症状におすすめです。利尿作用にも優れているので、むくみの改善にもおすすめです。
肌への作用
殺菌作用と皮膚を柔らかくする作用があるので、皮膚疾患に幅広く使用されています。抗ウイルス作用もあるのでニキビや湿疹にも良いと言われています。皮膚細胞の再生を促すので夜のケアにおすすめです。
心への作用
土の香りを思わせるパチュリの香りは、考えすぎや心配しすぎる気持ちをグラウンディングさせ落ち着きを与え心を安定させます。また、緊張を緩めながら能的な喜びや、創造的な表現を促す働きもあります。
【まとめ】注目すべきパチュリの効果・効能
・自分の現実と向き合いたいと思っている時に好きになる香り
・生きるエネルギーを与えてくれる香り
・むくみの改善におすすめ
抗菌作用・抗感染作用・消炎作用・抗炎症作用・抗真菌作用・瘢痕形成作用・うっ血除去作用・リンパ強壮作用・消化促進作用・解熱作用・免疫強壮作用・細胞活性化作用・静脈強壮作用・催淫作用・収れん作用・うっ滞除去作用・健胃作用・組織再生作用・利尿作用・食欲の抑制・皮膚軟化作用・皮膚再生作用・ヘルペスの改善・殺菌作用・収斂作用・抗炎症作用・セルライトの改善・殺菌作用・防虫作用
おすすめの使い方
更年期の症状やPMSにおすすめ
婦人科系の症状におすすめなので、イランイランやジャスミンなどの精油と組み合わせてマッサージや芳香浴をすると緊張を緩め、官能性を高める効果が期待できます。
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information
学術名 | Pogostemon cablin |
科名 | シソ科 |
抽出部位 | 葉 全草 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
Note(ノート) | ベース |
性質(四気/湿度) | 平/燥 |
陰陽五行 | 中/土 |
チャクラ | 第1 |
注意事項
✔️妊娠中のご使用はお避け下さい。
※エッセンシャルオイルは、勉強中のため新しい知識が入りしだい随時追記していきます。(参考文献をみる)
当サイトで紹介しているエッセンシャルオイル(精油)の特徴、効果、仕様、アロマセラピーの実践などによって生じたトラブルに対する責任を負いかねます。ご理解の程、何卒よろしくお願いいたします。